大学の片隅で事務職員がさけぶ

小さな大学の事務職員がいろんなことをさけびます

知らないのはうちだけなのか

ブログを定期的に更新するのはなかなか難しい。気が付くと時間が経っている。時の流れは思ったより速いのですね。

 

さて、最近伝え聞いた話である。

中央教育審議会の大学分科会で発表された資料のこと。

大学分科会(第123回) 配付資料:文部科学省

この中で、「地方創生のための大都市圏への学生集中是正方策について」というものがあ。案となっているが、大都市圏への学生集中を是正するため、補助金や学部などの認可申請に対する基準として、入学定員超過率を低くするというものである。

新聞でも前に報道されました。業界関係者からも、そういった話があるというのは聞いていました。

でも、資料の日付を見ると「6月」となっている。

なおかつ、大規模大学の多くがすでに収容定員増の認可申請をしているという事実がある。おそらくどこかで聞きつけて、早めに動いたのではないか、という印象を抱いてしまうのだ。

 

知らないのはうちの大学だけなのか。

 

もちろん、大規模大学ではないので、どちらかというと、入学定員を減らして補助金の増収を狙いましょう、という方向なのだが、定員減って、なぜか、みなさんいやがるんですよね。いや、ちゃんと満たしているならともかく、大変じゃないですか。

うちも勝負どころ、だなぁと、思っているんですけれど、構成員はあまり危機感を持っていないようで。今一生懸命、収支予測とか作って、定員や学科構成の検討などを進めようと思っているんですけど、危機感がないので、どうなるかなぁ。

 

それはそれとして、なんでこんな重要な情報が各大学に回らないんでしょうね。案だとしても、マスコミには流しているんですよね。

 

あ、うちは関係ないからか(涙)