大学の片隅で事務職員がさけぶ

小さな大学の事務職員がいろんなことをさけびます

長い休みには

大学職員の休みは長いといわれている。

教員は学生と同じ時期が休みになるので「長いなぁ」と思わないでもないが、ほとんどを研究にあてているはずなので、実際の休みは……教員によって違うか。

職員の場合はどうだろう。うちの場合は夏はお盆の一週間で、冬休みも27日の土曜日から1月4日の日曜日までで、ふつうの会社と同じだけれど、大学によっては冬は20日からずっと休みの人もいるらしいし、夏休みもかなり休んでいたり、春休みがあるなんてところも聞いたことがある。

そんなに長く休みがあっても、やることに困らないのかなぁ。仕事もたまるんじゃないかなぁ、と思う。先週末には学振から知の拠点の審査結果がメールで届き、関係者に転送したり、結果から来年どうしようと考えて調べものをしたりして時間をつかってしまった。文科省も選挙や補正予算の関係で年末も忙しかったようである。大学職員もほんとは新年度に向けてやることがあるんじゃないかな、とは職場ではいえない。みんな休みを楽しみにしているもの。

大学職員は長い休みに何をしているのだろう。

私も昔は旅行にいったりしたけれど、友達と予定をあわせるのも大変だし、あちこちいけるほどボーナスも多くはないので、ここ数年はおとなしくしている。今は実家にいて遠くで紅白歌合戦を聴きながら、書いている。

遊びも大切だし、私だって予定はいくつか入れている。家族サービスもしないといけない。

でも、同時にインプットする貴重な時間でもあると信じたい。ふだんはどうしても仕事に追われて、家に帰ってまで仕事関係の情報を目にしたくないので何もしないでいるわけで、そんな私には休みのときこそ、本を読んだり、大学職員の方が書いているブログなどを拝読したり、いやもっと広い分野で情報を収集して考えないといけないのではないかと思う。

すぐそこに危機がある。それを大学や自分自身が乗り越えるには、結局は自分の能力や知見を養わないといけない……というか、それくらいしか私には武器はないようだ。

いろいろな大学職員の方がブログなどで書いていることをみていると、そう思っているのは私だけではないな、と思うのだ。

このブログも自分の考えをまとめるためのツールとしてはじめたような部分もあるので来年は本格的に書きたいと思う反面、1月はいろいろと忙しいので、2月以降かな。